青山技術
青山技術

シンプル通信 for オムロン

Ver2.0.2   (2011/12/19)

オムロンのシーケンサとパソコンとのRs-232C上位リンク通信(FINSコマンド、Cコマンド)を行うActiveXコントロールです。
生産数の表示や、設定数の変更などに利用できます。
VB6.0、インターネットエクスプローラなどで利用できます。

Pro: ライセンスキー不要のPro版

ダウンロード

PLCo202.zip 最新版
取り扱い説明 取扱説明
ActiveXコントロール 取扱説明
VBライブラリ 取扱説明
サポートOS:WindowsXp、Windows7
サポート言語:Visual Basic 6.0(SP5)、VS2010 C#、IE9、エクセル2010 他
上記以外のOS、言語においても、動作するものがあります。
(注) 新しいソフトになりましたので、旧バージョン(Ver1)のライセンスキーは、ご利用できません。新たに、ライセンスキーの購入をお願いいたします。

登録方法

本製品はシェアウェアですので、使用してみて、満足できるものであれば、登録願います。
金額:10,080円 (消費税、ベクター送金手数料込み)
登録は、ベクター、または、PayPalで行ってください。
下のアイコンをクリックすると、登録ページが開きます。
ベクター PayPal
ベクターでの送金
 作品番号:SR279220

仕様と紹介

シンプル通信の便利なところ
オムロンのシーケンサは、シリアルポートにパソコンを接続することにより、パソコンからシーケンサの状態を調べたり、設定を変更したりできます。
このような操作は、オムロンが提供するツールを用いるか、あるいは、プログラムを作成して行うことになります。 シンプル通信PLCのコントロールを使えば、簡単に、プログラムを作成することができます。

例: データメモリの、0chから、1ch分のデータを取得する
[一般的なプログラム]
"@00RD00000001xx*"という文字列を、シーケンサに送信し、"@00RDxxXXXXxx"を受け取ります。 受信したデータから、データ部分(XXXX)を取り出すプログラムを作成します。

[シンプル通信PLC]
long data = omron1.RDsyn(0);
と記述すると、data変数に、0chの値が設定されます。

他にも、232Cケーブルを外した後、再度、接続しても、通信ができたり、データ受信にイベントを利用できるなど、シーケンサを簡単に制御できるようになっています。
シンプル通信の特徴
  • Rs-232C上位リンクにより、リレーとデータメモリのリード、ライトが可能です。
  • 任意のコマンドを送信できますので、リンクリレー、タイマーなどのリード、ライトも可能です。
  • 送信コマンドは、簡単に動作を試すことのできる同期型と、制御に優れる非同期の両方を用意しています。
  • 上位リンク通信は、FINSコマンドと、Cコマンドに対応しています。(Ver2より、FINSコマンドに対応)
  • ATLにて開発を行いましたので、コンパクトです。
  • VB6用のライブラリ(標準モジュール)を用意しています。これを利用することで、タイマやカウンタのリードライト、データの一括読み出しなどが可能です。
  • 通信設定
    通信ポート COM1、COM2。 (その他、Windowsで対応するポートを利用できます)
    ボーレート 115200,57600,38400,19200,9600,4800,2400,1200
    ビット 8,7
    パリティ なし、奇数、偶数
    ストップビット 1、2
    フロー制御 なしに固定
    太文字がデフォルトの設定です。
太文字がデフォルトの設定です。
(*1): 115200bpsより高速な設定に関しては、設定は可能ですが、動作は機器に依存します。
バージョンについて
Ver2は、Ver1とソースレベルで、上位互換性があります。ただし、ストップビットの設定は異なります。

サンプルプログラム

インターネットエクスプローラ用

ActiveXを貼り付けたページのため、インターネットエクスプローラでご覧になってください。
また、ActiveXコントロールを動作させるために、セキュリティを下げてください

Excel 2007、2010での利用方法

Excel 2007、2010での利用方法です。

プログラム情報

インストール、アンインストール

本製品は、ActiveXコントロールであるため、使用するには、OSへの登録が必要です。
VBやVCなどの開発環境や、エクセルなどでは、ソフトの登録機能を使って登録します。
IEのように登録機能がない場合は、付属の、install.batを実行すると、登録できます。 PcToPLC.dllのあるフォルダで、install.batを実行してください。

Windows7の場合、install.batは、管理者として実行する必要があります。
エクスプローラで、install.batを選択した後、右クリックのメニューにある「管理者として実行」を行ってください。

64ビット環境での動作
64ビットOSにおいて、開発環境によっては、実行時に、クラスの登録がされていないとエラーが発生することがあります。(VS2008)
その場合、アプリケーションのプラットフォームを「Any CPU」から「x86」に変更してください。

履歴

  • Ver2.00 ベータ   (2011/11/28)
    • ベータ版を公開
  • Ver2.01 ベータ2   (2011/12/12)
    • コントロール名前を「シンプル通信 For オムロン」に変更
    • FINS系コマンドで、正常終了時の値を、0に変更
    • SendFINSsメソッドの仕様を変更
  • Ver2.02   (2011/12/11)
    • シーケンサのSEND命令によるデータについて、イベントが発生するように改良