シンプル通信 (Rs-232c)
Ver1.7 (2009/7/31)
Rs-232C通信を行うActiveXコントロールです。
測定器、バーコードリーダなどの機器と接続するために、必要な機能に最適化していますので、簡単に扱えます。
ダウンロード
SiCom170.lzh | ベータ版(IE8専用、セキュリティホール対策済) |
SiCom160.zip | 最新版(IE以外、こちらを推奨) |
SiCom14r1.lzh | 古いバージョン |
ActiveXコントロール | リファレンスマニュアル |
サポートOS:Windows2000/Xp
サポート言語:Visual Basic 6.0(SP5) (IE5.5、エクセル 他)
上記以外のOS、言語においても、動作するものがあります。
サポート言語:Visual Basic 6.0(SP5) (IE5.5、エクセル 他)
上記以外のOS、言語においても、動作するものがあります。
登録方法
仕様と紹介
- 本製品は、測定器、バーコードリーダなどの機器と接続するために必要な機能に最適化しています。
- クライアントに接続した機器の情報をサーバーに送る。あるいは、サーバーに接続した機器の情報をクライアントが監視する用途にもお使いいただけます。
- バイナリデータの送受信が可能です。
- ATLにて開発を行いましたので、コンパクトです。
- ヘッダ、ターミネータ(フッダ、デリミタ)を設定できますので、プログラミングが簡単になります。
通信設定
通信ポート | COM1、COM2。 (その他、Windowsで対応するポートを利用できます) |
ボーレート(*1) | 256000,128000,115200,57600,56000,38400,19200,14400,9600, 4800,2400,1200,600,300,110 |
ビット | 8,7,6,5 |
パリティ | なし、奇数、偶数、マーク、スペース |
ストップビット | 1、1.5、2 |
フロー制御 | なし、DTR・DSR、RTS・CTS、Xon・Xoff |
(*1): 115200bpsより高速な設定に関しては、設定は可能ですが、動作は機器に依存します。
ヘッダ | なし、STX |
ターミネータ | なし、ETX、CR、CR+LF |
使用例
IE(インターネットエクスプローラ)で使う例
本製品は、通常のアプリケーションに利用できますが、IEでも利用できます。
下記の例では、パソコンにRs232c機器を接続しておき、サーバーのホームページにアクセスします。
Rs232c機器との通信で受け取ったデータを、サーバーへ、ブラウザのフォームや、スクリプトを使って送ることができます。
サンプルプログラム
IE用(VBscript) | ・ActiveXを貼り付けたページのため、インターネットエクスプローラでご覧になってください。 また、ActiveXコントロールを動作させるために、セキュリティを下げてください。 |
IE用(JavaScript) | ・ActiveXを貼り付けたページのため、インターネットエクスプローラでご覧になってください。 また、ActiveXコントロールを動作させるために、セキュリティを下げてください。 |
エクセル(sample2.xls) | ・イベントを用いて、データを取得する例です。 |
エクセル(sample3.xls) | ・sample2.xlsの拡張。データを受け取ると、次のセルに書き込んでいく例。 |
プログラム情報
ブレークポイントが設定できない場合
C++など、一部の開発言語では、デバッグ時に、ブレークポイントを設定できない場合があります。その場合は、プロ版に付属のコントロールをお使いいただくことで、ブレークポイントを設定できます。デバッグ用のコントロールは、debugフォルダに含まれています。
HTMLへのライセンスキーの記述
付属のサンプルプログラムで、イベントが発生しない場合
HTMLでは、ライセンスキーの設定は、Passwordプロパティを使う方法と、以下のように、HTMLに記述する方法があります。
HTMLのPARAMを利用する場合、Passwordではなく、ライセンスキーであることに注意してください。
<OBJECT ID="Rs" CLASSID="CLSID:2FDF1396-4EF4-451D-A867-00DCC406944B" CODEBASE="Rs232Ctrl.dll">
<PARAM NAME="Port" VALUE="1">
<PARAM NAME="ライセンスキー" VALUE=""> ・・・Passwordではなく、ライセンスキー
</OBJECT>
<PARAM NAME="Port" VALUE="1">
<PARAM NAME="ライセンスキー" VALUE=""> ・・・Passwordではなく、ライセンスキー
</OBJECT>
インターネットエクスプローラ
インターネットエクスプローラで、前のバージョンのコントロールを利用していた場合、前のバージョンが動作することがあります。
インターネットエクスプローラにインストールされている前のバージョンを削除してから、実行してください。
履歴
- Ver1.2 (2002/1/12)
- バイナリデータの送受信に対応
- Ver1.3 (2002/1/12)
- バイナリデータの受信時に、エラーが発生するバグの修正
- Ver1.4 (2002/1/24)
- ポーリング式の受信に対応
- 送信完了を待つモードを追加
- Ver1.4r1 (2003/3/19)
- コントロール自体は、Ver1.4と同じです。
- インストーラ、アンインストーラを付属
- readmeを改訂。
- Ver1.6 (2007/7/25)
- 送信完了イベントの追加。
- Ver1.7 (2009/7/31)
- マイクロソフトのセキュリティアドバイザリに対応(MSのセキュリティホール対策)
- 開発言語を、.NET 2008へ変更。
- 内部文字コードを、UNICODEに変更
- Ver1.6 (2013/7/10)
- install.bat、uninstall.batを修正。