シンプル通信 for オムロン
オムロンのシーケンサとパソコンとのRs-232C上位リンク通信(FINSコマンド、Cコマンド)を行うActiveXコントロールです。
生産数の表示や、設定数の変更などに利用できます。
VB6.0、インターネットエクスプローラなどで利用できます。
ダウンロード
PLCo202.zip | 最新版 |
取り扱い説明 | 取扱説明 |
ActiveXコントロール | 取扱説明 |
VBライブラリ | 取扱説明 |
サポート言語:Visual Basic 6.0(SP5)、VS2010 C#、IE9、エクセル2010 他
上記以外のOS、言語においても、動作するものがあります。
登録方法
金額:10,080円 (消費税、ベクター送金手数料込み)
仕様と紹介
このような操作は、オムロンが提供するツールを用いるか、あるいは、プログラムを作成して行うことになります。 シンプル通信PLCのコントロールを使えば、簡単に、プログラムを作成することができます。
例: データメモリの、0chから、1ch分のデータを取得する
[一般的なプログラム]
"@00RD00000001xx*"という文字列を、シーケンサに送信し、"@00RDxxXXXXxx"を受け取ります。 受信したデータから、データ部分(XXXX)を取り出すプログラムを作成します。
[シンプル通信PLC]
long data = omron1.RDsyn(0);
と記述すると、data変数に、0chの値が設定されます。
他にも、232Cケーブルを外した後、再度、接続しても、通信ができたり、データ受信にイベントを利用できるなど、シーケンサを簡単に制御できるようになっています。
- Rs-232C上位リンクにより、リレーとデータメモリのリード、ライトが可能です。
- 任意のコマンドを送信できますので、リンクリレー、タイマーなどのリード、ライトも可能です。
- 送信コマンドは、簡単に動作を試すことのできる同期型と、制御に優れる非同期の両方を用意しています。
- 上位リンク通信は、FINSコマンドと、Cコマンドに対応しています。(Ver2より、FINSコマンドに対応)
- ATLにて開発を行いましたので、コンパクトです。
- VB6用のライブラリ(標準モジュール)を用意しています。これを利用することで、タイマやカウンタのリードライト、データの一括読み出しなどが可能です。
-
通信設定
通信ポート COM1、COM2。 (その他、Windowsで対応するポートを利用できます) ボーレート 115200,57600,38400,19200,9600,4800,2400,1200 ビット 8,7 パリティ なし、奇数、偶数 ストップビット 1、2 フロー制御 なしに固定
サンプルプログラム
ActiveXを貼り付けたページのため、インターネットエクスプローラでご覧になってください。
また、ActiveXコントロールを動作させるために、セキュリティを下げてください
Excel 2007、2010での利用方法です。
プログラム情報
本製品は、ActiveXコントロールであるため、使用するには、OSへの登録が必要です。
VBやVCなどの開発環境や、エクセルなどでは、ソフトの登録機能を使って登録します。
IEのように登録機能がない場合は、付属の、install.batを実行すると、登録できます。
PcToPLC.dllのあるフォルダで、install.batを実行してください。
Windows7の場合、install.batは、管理者として実行する必要があります。
エクスプローラで、install.batを選択した後、右クリックのメニューにある「管理者として実行」を行ってください。
その場合、アプリケーションのプラットフォームを「Any CPU」から「x86」に変更してください。
履歴
- Ver2.00 ベータ (2011/11/28)
- ベータ版を公開
- Ver2.01 ベータ2 (2011/12/12)
- コントロール名前を「シンプル通信 For オムロン」に変更
- FINS系コマンドで、正常終了時の値を、0に変更
- SendFINSsメソッドの仕様を変更
- Ver2.02 (2011/12/11)
- シーケンサのSEND命令によるデータについて、イベントが発生するように改良